ときめいて☆魔法学園
〜キャラクター紹介編〜


高城 静(たかぎ せい)


 高2。主人公のクラスメイト。黒髪に深海色の瞳を持つ。
 温厚誠実な人柄で、周囲からも慕われている。HR長も務めており、編入したての主人公を何かと気にかけてくれる。
 成績優秀、ルックス良しの優等生タイプだが、実は密かにアウトロー的なものに憧れており、平凡な日常から抜け出したいと思うこともしばしば……。
 趣味は、読書と音楽鑑賞。カジノのディーラーのアルバイトをしているという噂があるが、真偽の程は謎。
 家族構成は両親と妹の四人家族+犬。
 魔法属性は水。炎とは相性最悪で、それは日常生活においても顕著に現れている……? 得意魔法は「氷雨」。その威力は、コンクリートに穴を空ける程。
 一人称は俺。(正式な場所では僕)主人公のことは、最初は○○(苗字)さん。相当仲良くなると、○○(名前)になる。


――君の周りは、綺麗な空気が流れてる。こういう場所を流れる水に、俺はなりたい……。



杉原 晋也(すぎはら しんや)

 高3。生徒会副会長。濃い灰色の髪に、翡翠の瞳。メガネ。常に冷静沈着で、周りの状況を把握している。
 教師、クラスメイト、後輩からの信頼はとても厚いが、少しとっつきにくい印象を受ける。実は極度の恥ずかしがり屋で、それを隠すためどうしても無愛想になってしまうらしい。
 趣味は魔法陣の開発研究、読書。本の虫で、一度書庫に入ったら、数時間は軽く出てこない。
 魔法陣研究部(通称:まほ研)の部長で、魔法学のエキスパート。その能力の高さは、学内でも1、2位と噂されるほど。
 両親と祖父の四人暮らし。しかし、現在は寮に入っており、そこでも寮長を務めている。
 魔法属性は風。攻撃力はあまり高くはないが、防御力は5大属性の中でもずば抜けて高い。炎と相性が良く、土とは悪い。魔力も高く、無尽蔵の精神力を誇る彼は、まほアカの期待を一身に背負っている。得意魔法は「風車(かざぐるま)」。壁の防壁で、あらゆる攻撃を完全に遮断する。
 一人称は俺。主人公のことは○○(苗字)。仲良くなると、名前の呼び捨てになる。しかし、酒を飲ますと………?


――お前はいつも元気だな……。



宮田 薫(みやた かおる)

 高1。主人公とは、編入初日に偶然知り合う。
 猫毛で褐色の髪に赤銅色の瞳。制服(ブレザー)の下に、白いパーカーを着ている、明朗快活が代名詞のようなムードメーカー的存在。女の子という生き物が大好き。
 趣味はバスケとサッカー。球技と名の付くものは何でも好き。
 家族構成は、両親と兄が二人+猫。男の中で育ったので、女の子が大好きなのはその反動でもあるようだ。
 魔法属性は炎。攻撃力の高さは5大属性一で、全てのものを焼き尽くす「煉獄」は薫の得意魔法。水との相性は最悪で、それゆえか静とは険悪になりがち。
 一人称はオレ。主人公のことはセンパイ。後、○○(名前)ちゃん!になる。


――あ! センパイだー! おっはよー♪



三村 優子(みむら ゆうこ)

 高2。主人公たちのクラスメイト。学年切っての才色兼備。告白された数知れず、玉砕した男数知れずの、クールビューティ。静とは一年生の時からの友人。転校してきた主人公に声を掛けてくれる。
 属性は静と同じ水。それゆえ、静とは仲が良いようだ。しかし、気性は炎に近い……?
 魔法陣研究部員で、晋也を尊敬している魔法陣オタク。滅多に熱くならない彼女も、魔法陣が絡んでくると人が変わったように燃える。彼女がそうまで魔法陣に没頭するのは、ある理由によるものらしい……。



野中 弘次(のなか ひろつぐ)

 主人公たちのクラスの担任。27歳、独身。
 担当は、魔法歴史学と土属性対象の専門講義。的を得た分かりやすい授業で、他属性の生徒からの人気も高い。
 落ち着いた物腰、柔和な笑顔が特徴。しかし、厳しい時は厳しくする、しっかりとした先生。先生間での人気も非常に高く、彼を狙う独身女性は後を絶たないという。しかし、本人はどうやらあまり乗り気ではなく、恋人は現在なし。どうやら、過去にあったある事件が、彼の心に深い影を落としているようだが……。



オーナー

 主人公と高城のバイト先のオーナー。金髪ロンゲにはしばみ色(オレンジ)の瞳。一見派手なお姉様だが、実は男。超美人。しかし、年齢・本名共に謎に包まれている。カジノ『Mephisto(メフィスト)』のオーナー。



西之園 楓(にしのその かえで)

 まほアカの保健医。粗野だが、頼れるお兄さんとして生徒たちからの人気は高い。